Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

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Life Goes On....So I wish you have a happy new year! 23:07
 JUGEMテーマ:スポーツ

思えば、あれから1年経ったのか。。

1年前の自分は今の自分と全く違う。1年前ははるか遠くに思える。
子供の時代は、大人より時間が長く感じると言うけれども、それはきっと
「自分の変化」を軸にして時の流れを把握するからだね。

あれから1年、というのは、全日本選手権女子。
昨年の全日本が「劇的」であれば、今年は「死闘」だった(大げさ?)。

昨年の全日本はオリンピック出場権をかけての大変な大会で
中野友加里か鈴木明子か、というデッドヒートだった。
アッコちゃんはフリー「ウエストサイドストーリー」で全身全霊の滑りを魅せて
大逆転3位に入ったんだった。

今年、アッコちゃんはSPで大きく出遅れてFSで挽回するも、4位。
世界選手権は村上加奈子になってしまった。
去年、感激してアッコちゃんにGJサインを送った、あの後輩に。

正直、悔しい。
でも昨年はゆかりんがどんだけ悔しい思いをしただろう。いや、勝った人の何倍も、悔しく泣いた人はいるんだよな。
村主章枝はもう17年選手生活を続けている。
その精神力はいたいどこからくるのだろう。
フジの大げさなキャッチフレーズはだいたい顰蹙だったけど
アッコちゃんを「諦めない女」すぐりんを「こだわる女」とつけたのは
秀逸だったかも知れない。
それがどれだけ大変な精神力と決意がいるか、若いうちはわからない。

アッコちゃんがジャンプが不調ながら渾身のステップを見せてFSの演技を終えて
得点が出た時点でちょっとガックリ来てそこから先の選手を見る気がちょっと萎えてしまった。
ところが、次の滑走・大庭雅ちゃんがジャンプを跳んだ瞬間に
そんな悲しさや悔しさをケロッと忘れたようにまた引き込まれてしまった。
ウディ・アレンの「カイロの紫の薔薇」ラストシーンを思い出してしまった。
映画の主人公と恋に落ちて苦しい想いをしたヒロイン、ミア・ファローが
最後にまた映画に夢中になって自然と笑顔が広がっていくところが
私は大好き。

何があっても、明日はある。人生は続く。続けていくから、何かがある。

そして、今はBSでバンクーバーオリンピックのフィギュアを再放送している。
これが、今年の2月だとは。
2月なんて遙遠くに思える。この時のSPで、ジョニー・ウィアーに衝撃をうけたんだよ。

アッコちゃんは「これでは終われない」と競技生活続行を決めて、
ジョニーの人生も、続いていく。
もうすぐ2011年。続いていく限り、いつかいいことがあるよ、ね?
良いお年を!!







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雪が降る町 14:43
 JUGEMテーマ:日記・一般

もう残すところ1週間足らず。
今年は年末入っても全く準備態勢を取れず、
心筋梗塞で倒れた母のところへ助っ人に行ったり、
ギリまでインタビューあったり
忘年会2本でまた記憶を失うということだったり(おいおい)
年甲斐もなくボロボロになって走りぬける年末でございます。

関係者のみなさま、ほんとにどうもスミマセンTT

ほんのさっきのこと。車の中でラジオからユニコーンの「雪が降る町」が流れて
ぶわああああっ!と一気に年末気分が胸に押し寄せ
ああああ、ほんとに年末は切ないけどみんな、幸せになりますように、とか
カラオケで「あの鐘を鳴らすのはあなた」を大熱唱したい気分に。

年末2本、1本はELF2月号でのヒューマンインタビューで彫金作家の山本直子さん、
もう1本は年明けにメジャーデビューするソルジェンティのパンフレットに入れる
ロングインタビュー。
いやあ、感動しました。
奇しくも2本のインタビューで同じ事が語られたんですけど、それは

「素直さと前向きさこそが、ブレイクスルーの鍵である」

これってなかなか簡単にできることではないんだけど
そうなんだよな、「自分」のありようってそういうことなんだよな、と
お話を伺っていて痛感しました。

私は尊大な自意識が素直さを押しつぶしているところがあるので
のびる、ってことは自分を壊さなきゃいけないんだとわかっていつつも
どうしてもそれがしにくくて同じところでうろうろしてしまう。

もう一つ、それと呼応するかのように、読んだ本が

『街場のメディア論』内田樹 

途中のメディア論やいろいろは、ところどころ「ん?」というものもありましたが
それでも後半〜エンディングに向けての展開部分

「才能は贈与物である」

というのは、すとーんと合点がいくポイントでした。
「私の利益」や「私の役得」で才能を使うと、悪いことがおこって滅びる。
「自分」を越えていかなければ、自分は腐っていくのです。
そして「自分」を越えていくことこそが、新たな世界と愛を感じることができるんだと。

まさしく、ソルジェンティの2人も、彫金作家の山本直子さんも、
同じ事を体現しておられたのでした。

ソルジェンティインタビューは、1月22日のデビューコンサート@渡辺翁記念会館
で配布します。写真も山口の凄腕カメラマンがバッチリ!!という
ハイクオリティですのでお楽しみに!

そう、このカメラマンの方がほんとに凄くて、ステージ写真でももうぐはああ!という写真をばっちりとられていたのでスゴイ参考になりましたよ。
やっぱりD3で広角18は持たないとな。
| daily | comments(0) | - | posted by satosugar
「私は未来主義者でも過去主義者でもない、まさに現在主義者(プレゼンティスト)である」村野藤吾 14:02
 JUGEMテーマ:日記・一般JUGEMテーマ:アート・デザイン




とにかく、11月はがっぷり「村野藤吾」月間でした。

村野藤吾、という建築家は知っている人には巨匠だが、一般的には丹下健三や安藤忠雄という建築家の方が
名前は知られているかも知れない。
でも、きっとだれでもこの人の建築を見たり接したりしたことはあるはず。
歌謡祭やスターの豪華披露宴などの会場でよくテレビ中継される新高輪プリンス(現・グランドプリンスホテル新高輪)の「飛天の間」。
あれは村野藤吾です。
東京で言えば日生劇場、あの何とも言えない一種異様な、有機的な空間。
早稲田大学もそうだし、みずほ銀行の本店あのほっそーいとんがりの船のようなビルもだ。
これは誰もが知ってるけど中は見たことがないだろう…迎賓館。
関西で言えば、あっとおどろくのが難波の新歌舞伎座。あの古典的で派手派手が。
そして、これもおしまれつつ解体してしまった心斎橋そごうとか。
(心斎橋は、大丸がヴォーリズのネオ・ゴシックに村野藤吾のそごうがアールデコ、と見事な
並びであったわけだ)
他にも、いろいろあげればきりがない。

私も実は「村野藤吾」について詳しくはなかったのだが、これらの豪華絢爛で圧倒的な「力」のある名作達から強烈なインパクトを感じた体験がある。
しかしこれらの生みの親が、宇部で出世作や晩年作を残しているとは、
まったく結びついていませんでした。

結びつけたのは、高校生の小猿くん。
小猿くんは中学の時、自由研究に「宇部にはどうして高層建築物がないのか」という自分の疑問をテーマにして
市内で唯一高い「宇部全日空ホテル」に単身取材に乗り込んだそうだ(これはあとで聞いた話です)
対応してくださった宇部興産の方がとても親切な方で、さまざまな建築の規制や宇部の地盤、などとともに、「宇部興産ビル」を設計された村野藤吾氏の話を教えてくれて、案内をしてくれた上に
貴重な当時のビルパンフレットを小猿にくれたのです。
小猿は俄然村野藤吾に興味を持ち、ネットや本やらであちこち調べ上げ、すっかり
村野藤吾の大ファンになりました。
特に、戦前建築の名作で村野藤吾の代表作である「渡辺翁記念会館」がこんなに身近にあることに、とても誇りを持っていて
見たり会館に入ったりするごとに「ここがスゴイ」「これはすごい」と、本当に涎をたらすように鑑賞し尽くしています。
コマーシャルな村野建築でなくても、その素晴らしさはぎゅうっと詰まってる。

小猿くんも私も、まあ多少マニアックではあるけど、
決して建築の専門家ではないし、知識も乏しい。
でも、詳しいことをしらなくっても、「何これ?!」と思うくらい村野藤吾って
不思議で有機的で結構何でもありで、大きくって大胆でそのくせもう細かい所まで凝っていて
機能だけでない理性だけでない、何か圧倒的な「生命力」を感じるので、
ちょっと注目したら充分楽しめる。
というか、これを知らずに楽しまないのは、モッタイナイ!

「宇部さんぽ隊」という企画でこの建物探訪を出したのは、そんなところからでした。


レポをする上に置いて、私が追ったテーマは2つ。
「村野藤吾とはどのような人なのか?」
「村野藤吾はと宇部の繋がりは何か?」

取材をして現物と向き合い、資料や出版物を調べていくにつけ、感じたことは
村野藤吾は常に「社会と生きる人との関わり方・繋がり方」に高い問題意識を
持っていた、という事でした。
青春時代に空気を吸った大正ヒューマニズムと、戦前〜戦中〜戦後と世界の変動とのあいだで
理想や幸福の絶対的な答えはなく、
あるとすれば、今(そしてこれから)「生きる」人間の命を大切にすることが
答えにつながると、感じられていたような気がするのです。
それこそ晩年まで、その思いで仕事をされていたように感じるわけです。

意匠で特徴的な「曲線」も、このカーヴしかない、絶妙なラインで
大げさな無駄はみじんもなく
素人でもウキウキと楽しく、品があってここちいい。

そう思うと、宇部という街は村野藤吾との「相性」が良かったのではないか
という気がするのです。
戦前、宇部興産が大発展を遂げた時期でしたが、この会社や宇部という街は
三井や三菱などの財閥系資本がどーんと入って炭鉱開発や工業発展を実現したのではなく
地元の資産家や起業家が何人も協力して地域発展に尽力した、という
非常に特異な「市民主義」で発展してきた、という経緯があります。
もちろん、たくさんの労働者の苦労や生活が支えになっていることも事実で、朝鮮からの労働者の悲惨な歴史なども裏にはあるわけですが
それを含めた上で、自分たちの生活の中で社会を創っていく、という「リアル感」があるわけです。
村野藤吾の「ヒューマニズムとリアル感」は、そのような宇部の思想にあっていたように、思ったのです。

そして今、宇部だけでない、これからの社会の「生活のあるべき姿」は、
それが最も大切なのではないかと。

「過去や現在と決別し未来の理想を具象化する」モダニズムの思想や
「過去の遺産こそが価値」という古典主義や
「理想なんてないさ、皮膚感覚こそ命」というポストモダンとは
明らかに違う。
だって、人間って、すべての生活は一色に決められないものでしょう?
どれかの選択はどれかの否定。でもそんなことでは、生活はできないわけですよ。

村野藤吾はそういう意味で、ポストモダン時代などは特に「折衷主義」と言われて
評価が低かった時代もあるようです。でも、
私は、その「バランス感覚」や
「どれも否定しないリアル感覚=人間性への深い理解と包含的優しさ」
が、今の時代にぴったりだとも感じているのです。

タイトルの言葉は、村野藤吾が1919年に発表した論文『様式の上にあれ』の中の名句です。
〜主義、〜イズムという枠組みの入れ物に、人の生活を押し込めるのではなく
今生きる人の幸せや感覚を大切にしようというこの言葉は、
決して「今良ければいい」という刹那的なモノではなく、
「過去のすばらしさを享受する楽しさ、未来の素晴らしさを夢見ることの大切さ、
現在の時を過ごす喜び」これらをすべて否定しない、
という意味ではないでしょうか。
そこにはすべて、「人間性の本質」があるからです。


特にそれを確信したのは、このエピソード。
村野藤吾氏は晩年になって再び、マルクスの『資本論』を読み始め、
毎日電車の中で1ページずつ読んでいるので死ぬまでに読み終えられるか分からない、
というインタビューでした。

人間と社会の本質的なありようを、ずっと問い続けた村野藤吾氏の初期代表作と最晩年作が
人間と社会のあるべき姿を自ら創ろうと苦労を重ねてきた宇部という街にあるというのは
非常に深い意味がある、これは偶然なんじゃない、とそんな気がしています。

ということで、拙文ですが、『フリーペーパー ELF 』12月号(Vol.10)
昨日配布が始まりました。是非読んでいただければ幸いです。
他にも楽しい企画が一杯!
(特に、CrossLandの記事広告はがんばりました!300円の割引券もついているので
ぜひ使ってね!)























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この1ヶ月のネタ帳。(長くてすみません。そして写真がデカイ) 09:13
JUGEMテーマ:日記・一般 

渡辺翁記念会館の屋上。村野藤吾特有の曲線がうねりにうねる。影とのダンス。




またまた1ヶ月以上も開いてしまいました。
11月は特に「ELF」12月号の取材&原稿作成時期に入り、
公私とも刺激的なことが多かったのですが、
落ち着いてブログをあげる余裕が全然ありませんでした。
とりあえず、羅列してみよう

・11月1日 ビラティスの個人レッスン。非常に効果大!
でもそれから全く行ってないジム。
元の木阿弥どころか、未経験(それもあまり体験したくない方の)ゾーンに突入しているBODY。
ジョニーや荒川静香さんやスケーター達は食べるときは食べまくりしっかり絞る時期に入るのに、絞る時期がないうえに基礎代謝もがた落ちだし…

・11月2日 渡辺翁記念会館、午後は宇部ケミカル、宇部全日空ホテル取材&撮影。
その前は10月29日に旧宇部銀行取材。村野藤吾建築のレポのため。
やはり11月のメイン、どっぷりだったのは村野藤吾ワールドだった。

・11月3日 デザイナー・marinkoちゃんのカワイイお嬢さんmocaちゃん、
お宮参りを撮影させていただきました!
いやもう、可愛い可愛い。だからこそ、責任重大!

・11月7日 父の三回忌で前日から家族で実家へ。
丸2年たってやっと、ちょっとふりかえられるようになった。
精進落としに都ホテルでお食事したのだが、これまた村野藤吾設計なので妙にテンションが上がったw

・11月8日9日 帰省時にようやく関西の友だちにも会えるようになった。
(それまでは「友だちに会うならホテルとって自分で遊びに行け」と言われていた)ので、大阪のキタでjumpさんと、日本橋の「故郷羊肉」中国辺境料理店にて大学時代の友人Mちゃんと。
大阪キタに出たのも何年ぶり?で、ビル群のの夜景に感動するという完全におのぼりさん状態。
日本橋の界隈は未経験ゾーンだったので、すばらしいディープエリアの美味しいエスニックを堪能しました。20年ぶり?に会ったMちゃん、ぜんぜんかわらん。
旧友達の消息をおもいやり「がんばらなくてもいいからげんきでまた会おうよ」と心底思った。

・11月12日 西光寺・佐々木真人住職にインタビュー。
少林寺拳法も落語もバンドもされる名物・マルチ和尚さんだが、お話を伺うと非常に深く、形而上学的で実践哲学的。
ただの何でもやりたい人ではない「幹」の太さと強さがあって、
それはまた「根」の張り具合の大きさを感じた。
要するに、そこがしっかりしていたら、何をやってもそれは枝葉の部分だから
ぶれないしかまわないし自由なんだな。
12月号「ELF」でお楽しみに。夜、少林寺拳法の道場にお伺いして
撮影をさせていただいたのが、またすっごいイイカンジに撮れててこれはいいですよ:D

・11月14日 周南市の「高校総合文化祭 写真部門」展へ。
高校二年生の小猿が、見事優秀賞10点に入賞。これは作品を見に行かないわけにはいかない。
昨年は一日講座のスナップで、最優秀をとった小猿くん、今回は本気でよく頑張った。
ほとんど休眠状態だった写真部に仲良しの仲間達が入り、部費がないから自分たちの漫画を
BookOffに持って行って写真制作の費用を作り、
他高校の写真部なら専門家に頼んで制作してもらう額装を、素材と道具をかき集め
お手製で四苦八苦してパネル作成したのだ。
名門写真部の、モノクロ手焼き&びしっと額装された作品と見事に並んで遜色ない、
手作りの作品達だった。仲間も小猿くんも、飄々としているけど「やり遂げた感」ではればれ。
周南の「松木屋」という最高に美味しいホルモン焼きとラーメン屋でお祝いした。
「ウィーターボーイズ・写真部編」である。

・11月16日 YKPミーティング。地元のSNSで生まれたグループの初会合。
日頃なかなかその「想い」を遂げられないメンバーが、コアでディープな個性を炸裂させた。
何かって?「洋楽(Y)カラオケ(K)プロジェクト(P)」現在会員四名、絶賛募集中です。

・11月20日 なんと小熊がネットで「阪神タイガースファン感謝デー2010」招待券に当選!
一人で行くわけには行かないので、我が家で「野球担当の私と2人で行くことに。
朝5時半に起き、7時すぎ新山口発で10時すぎに新神戸。
実は私も聖地・甲子園へ行ったことがない。乗り継いで11時ぐらいに甲子園へ。開演11時に何とか間に合う。
虎キチの小熊は大感激。ゲームや選手達の表彰、そしてOBとのゲームなど、
ぽかぽか良い天気の中外野席で堪能しました。
お昼は「アニキのスタミナカルビ弁当」!初めての甲子園はやはりパワースポットだった。再び「試合」で来ることを誓って、タイガースショップでもみくちゃになったあと日帰り。小熊君「ああ夢のようだった」。ちなみに新神戸駅ではいったカフェの
コーヒーとロールケーキが、とんでもなく美味しいので仰天しました!

・11月21日 我が町のNPOが立ち上げた「うべ探険博覧会」オープニング。
「渡辺翁記念会館見学」というコースがあったので、取材の確認に参加。
先日のヒストリア宇部取材時にも、埼玉から建築家の若い男性が見学に来られていたのだが
(「どこからいらっしゃったんですか?!」と突撃インタビューしたw)
この日も、広島から高校生と引率の先生が見学。結構他所から見学にこられている方が多いのに、
地元民はどれだけ価値があってどれだけ見学者がいるか、あまり知らない。

・11月24日 この週は風邪をひいてしまい、取材2件、楽しみにしていたライブ2件をすっとばしてしまった。
かろうじてこの日だけ、頼まれていた「てっちゃんと切り撮るときわ公園」という
写真撮影プログラムのお手伝いに。
西川鉄郎君は、初写真集でアラーキーに絶賛されて巻頭のことばをいただいたという青年。
彼といっしょに撮ってみよう!という企画だったのだけど、
私自身が最低の体調で全く使い物にならず。申し訳ない。

・11月29日 だったと思うけど、宇部の銘店Kのオーナーとやっとランチすることができた。
いつもお店のコピーがツボをつけないでいるようで、どこをどうすればいいか悩みに悩むので
こうなったら自分でぶつかるしかないと。そして確かに、会ってお話しすると
「本意」や「世界」がちゃんと流れとして見えてくる。
答えはなかなかだろうけどそれでもそれは、こう書けばいい、という目先の小手先問題じゃなくて
「私たちがどう生活するのか」という大きなテーマと格闘しているからだと確信した。

・12月1日 「うべ博」企画「東岐波ウォーク」取材。
やっと復活し、天気も最高。民間の手で企画実行されているこの企画達。
なんでもない地元や知らずに通り過ぎていたところが「知る」とぐっと身近に興味が湧く。
愛情って「知る」ことから生まれるんんだね。
そしてその化学反応を起こすのは「知っている人が、愛を伝える」こと。
郷土研究のおじさま達の、深い洞察と柔らかな語り口。
古墳発掘マニアである図書館司書のお兄さんの、熱のこもった説明
(このお兄さんはマイ土器や借りてきた装飾品のホンモノを持参してくれて、
実際に手にすることができた。ホンモノの勾玉や土器を手にして、とんでもなく興奮した!)。
この触媒が、一番強力。

・12月3日 朝から「セメントの道」取材。
普段は一般人は通行できない宇部興産の「日本最長の私道=興産専用道路」を通り、
宇部興産のウメタテ工場コンビナートから秋吉台近くの石灰岩採掘場、セメント工場を見学するのだ。
これは市の観光コンベションが企画している超大当たりの「産業観光ツアー」半日お試しバージョン。
一日コースは人気でなかなか参加できないほど。
採掘場は、グランドキャニオンのよう。(っていったことないけど、グランドキャニオン)
世界一の設備の数々が動く工場。40tのタンクが2つ3つと連なって走る超大型トレーラー。
工場萌え建造物萌えにはタマラナイ企画。実際、スゴイカメラ持参で撮りまくる若い男性参加者が何人も。
案内役の興産OB渡辺氏の、宇部の歴史や理念に対する実感のこもった名調子も素晴らしい。
実際の工場で働く人を見るだけで、「働く凄さと尊さ」をひしひしと感じる。
社会見学の重要性を、強く感じた半日でした。

この日は夜も別企画「アバンティナイト」という異業種交流会に参加。
寝不足と空腹なのにテンション上がって飲んでしまい、記憶をなくす…

・12月4日 「うべ博」シークレットライブ企画のソルジェンティ@ヒストリア宇部、を撮影。
メジャーデビューが決まってさあこれから!という彼らの、アットホームで楽しいライブ。
このソルジェンティという兄弟デュオ、個性が二人違うのだけど、
弟君は高橋大輔と同様の「匂い」を感じる。
きっと、一皮むけたらどかーん!と化けそうだ。

・そして、この1ヶ月、週末ごとにフィギュアスケートの「グランプリシリーズ」が開催され、
スゴイ滑りや試合が目白押しだった。
男子シングルは、ジョニー・ウィアーやその世代はほとんどスキップ。
トマシュは台乗りしたがブライアン・ジュベールは棄権というアクシデントもあり、
本当に「世代交代」というか「新時代の滑り」がいよいよ充実してきたな、という感じ。
筆頭格が小塚君とパトリック・チャンてところかな。
私としては、大輔の熟れ熟れぶりとフォーラン・アモディオの
爆発的身体能力パフォーマンスの「濃いチーム」が元来大好きなので、
あれもこれも楽しい。
女子は相変わらず鈴木明子ちゃんの素晴らしさに贔屓してしまう。
安藤美姫はオリンピックを経てほんとにぐっと「統合感」がでてきた
(「統合感」てきっと「成長」とどう意義)けど、最終的な着地点が
「フィギュアの向こう」である人とない人は、明らか。
私はやっぱり「フィギュアの向こう」まで心を馳せる人が好きだ。

てことで、この間の日は原稿書きやらお店の取材やらチェックやら。
こうやってそれぞれをタイムリーにマメに書き起こせばいいのに、
その時はそれぞれあまりにも想いが一杯で、
延々書いてしまうので時間が無い。
今スケジュール帳を開いて振り返るだけで、これだけ書いてしまうんだからさw

それだけ、仕事やプライヴェートや、いろんな面でたくさんの方にお会いしていろんなことから
素敵なパワーをいただいているということです。
ただ、がーっとがんばってバタッと倒れるという自己管理の下手さは、
なんとかしなければねTT

| daily | comments(4) | - | posted by satosugar
シュール?シュール?シュール! 23:46
 JUGEMテーマ:写真

豊後森機関庫シリーズもこのくらいにしておこう。




この風景を見たときに、真っ先に連想したのが何故か
「去年マリエンバートで」という映画。
1961年作アラン・レネ監督の、シュールというか難解なフランス映画です。ヌーヴェル・バーグの名作ですね。
そこに出てくる庭園が、やたらと幾何学で人工的で広いんだよね。
なんで連想したんだろう?おそらく人のスケール感と散らばり具合だ。


で、現実の撮影がどうだったかというと、難しいのが「仲間」。
みんながみんな、自分が狙うところに他人が入ってくるので
イラッと来ていたのがおかしかった。



これは昨日Flickrにアップしたら、
「これは地球の危機を暗示している写真だ」
「私もそう思う。これの示唆する水の問題について我々は考えるべきだ」
などという、コメントをいただいてしまった。
実際は…時間が少し余ったので、絞りと順光・逆光のバリエーションを確認するために
蛇口にモデルになっていただいてただけで。
撮った本人は、そんな大問題を考えていたわけではないので…(汗

でも、観る方は自由に解釈したり感じたりするわけで。
人は観たいモノをみるのかも。
でも、それって凄いことだよな、と思う。
私も音楽やフィギュアや写真で勝手なこと言ってるし
言うことで、そこから深くなったり広がったりするのだから。それでいいのだ。


さてここで一番シュールだったのはこれ。


天井から半分ぐらいの宙に、マシカクの枠が吊られている。
中には電球で明かりがともるように、ソケットがついている。
微妙に傾いているのは、月日のなせる技かも知れないが
一体何をするモノなのだろうか?
おまけにもっと凄いのは、この枠の側面に書いてあったのが

「自分を大切に」?
おまけに、おの反対側の(反対側にも書いてある)「自分」のところが、ドア式に開くようになっている。
明らかに、ここか機能していたときの真面目な文字だ。
ここで自殺する人がいたわけでもなかろうに。「安全第一」でも「危険注意」でもなく
何故この言葉なのだろう?
もの凄く興味を持ってさんざん眺め回したが、ついに謎は解けなかった。

どなたか、知っている方いらっしゃいますか?

しかし、この廃墟で出逢った言葉がこれとは。
なんとまあ、シュールで謎で不思議なことよ。
だから大好きだ、こういう所が!




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豊後森の 秋風通る 扇型 14:46
 JUGEMテーマ:写真

豊後森機関庫 大分にあるこの機関庫。昭和の初期につくられた蒸気機関車の車庫である。
日本でもこの扇型が残って居るのは珍しく、回転板とセットにあるのは
ここと京都の梅小路機関庫だけだそうだ。
梅小路の方は、何度かいっているが、立派な観光施設になっている。
それにたいしてこの、ほっとかれ感はすごい。

これは裏側の外側から観たところ。秋のススキが似合いすぎというぐらい。
扇型の建物に秋風が吹く。ということでタイトルの句。

実はこの機関庫も、もうこわされる寸前に「歴史的建造物として街の財産に」と住民の方ががんばられたそうで
街の財産として残ることになり、これからおいおい改修などがされるのかもしれない。
現に、私たちが訪れた1週間後には「機関庫祭り」というのが開催される予定だとかで
どうもこのまわりに屋台やらが出て賑やかになるようだ。
…もちろん、私たちは、それよりもこんな感じの方がうれしいわけで。


窓ガラスがバリバリに落ちていて、上からふってきたらどうしようかと。
しかし、ガラスの破片はキレイ。
廃墟でひとつ、キレイだなあと思うのは、光の具合だ。




扇型に何本か線路が引き込まれていて煙突の煙が屋根から外へ出る為のダクトみたいなのもある。
今はもう、そのフードカバー(みたいなもの)があるのは数個だけで、あとは天井に穴が空いている。
線路跡の一部分に、小さく緑の雑草が生えているところがあって不思議に思ったら、
屋根の穴の真下なのだ。ここにだけ、雨水が入ってくるのだろう。

緑の生命力。スポットライトがあたっている見事な「命」の舞台である。






| photo | comments(2) | - | posted by satosugar
Finished and Opening! 22:14
JUGEMテーマ:スポーツ



関門海峡の朝。


終わった。私の2010シーズンは終わったよ。

阪神タイガースはCSであっという間に巨人に負け。坂本一人にやられた感じ。
ソフトバンクホークスは最後の最後で負けた。
ペナントあれほど粘って優勝をつかみとったのに。
ホークスに日本シリーズ、行かせてあげたかった。

虎vs鷹という最高のカードを想像してワクワクしてたのに
日本シリーズはロッテと中日?巨人では
ロッテを応援するかなあ、ってかんじです。

これも神様の思し召しに違いない。

明日から開幕の「フェギュアスケートNHK杯」に集中せよとの!!
これで、全力でかぶりつけるってもんだ!

今期ジョニー・ウィアーは競技大会に出場しないが、
素晴らしい選手はたくさんいて、みんなしのぎを削っている。
ああやっぱりうれしいなあ、
スポーツのシーズンがはじまる、というこの感覚は本当に素敵だ。

今、「Be Good Johnny Weir」というアメリカ・サンダンス・チャンネル制作の
ジョニー・ウィアー・ドキュメンタリー番組のDVDをぼちぼち見ている。
一昨年くらいからバンクーバーオリンピックまで
クルーがはりつき、「ユニークなフィギュアスケート選手・ジョニー・ウィアー」を
密着取材してシリーズ番組にしているのだけど、これが本当に良くできている。
NHK杯で首の皮1枚つながってオリンピック出場につなげていった2009、昨年の
彼の緊張や不安を見ていると、とてもついこないだのこととは思えない。

あたりまえのことだが、共にワクワクした日、祈った日、笑った日
そういう時は、二度と同じものはこないのだ。
しかし、悲しむことはなにもないよ。
新しい皮に、新しい葡萄酒をいれよう。





| figure skating | comments(3) | - | posted by satosugar
Power Of Smile 10:35
 JUGEMテーマ:写真

廃墟ばかりが続くのもしんどいので中休み。



日曜日は、この街の「Heart Of Friends~障害者の祭典」というイベントへいった。
昨年から記録用に写真を頼まれている。
今年のテーマは「笑顔いっぱい」とかなんとか(ごめんあやふやで)
ああ、今年は笑顔をたくさん撮ろう、と思った。

昨年も感動したのだけど、今年もまた、本当に清々しい気持ちになるイベントだった。
障害者やその後家族や関係者や協力者や…参加者が、心の底から、楽しそうにしている。
(いやでも、イベントをするのは本当にみなさんのご苦労があればこそです。頭が下がります)
笑いとか笑顔というのはオソロシイほど正直だ。
その笑顔が、ココロのそこから開放されているのか、相手のことを思いやってるのか、
自分をキレイに見せたいのか、とりあえず作っているのか
プロ意識なのか、哲学なのか、決意なのか、生き方なのか
全部でている気がする。

残念ながら、一般の人は了承を得てからアップした方がいいと思うので、また時期を見て。
写真は、イベントのステージで参加した「徳山ふるさとチンドン隊」。
この人達のパフォーマンスが、本当に楽しかった。
チンドンやさんの派手な衣装、滑稽な化粧、すべてがもう、青空と秋の日差しに
映えて映えて。
所作のひとつや握手のしかたや笑いのとりかた、すべてに念が入っていて
素敵なのだ。素敵としか、いいようのない幸せ感を持ってきてくれる。
心に、明るい花が咲くような感じ。
「芸人」にしかできないパワー。幸福感とかカタルシス、をいただいた。

また糸井重里氏の「ほぼ日新聞」の話なんだけど、
ジョニー・ウィアーのことを話していて、その熱い語りっぷりがすさまじい。
これがまた「笑顔」について、なので。

糸井そう、そのジョニーが、縁がつながって、
ここに来てくれることになったんです。
もちろん、ぼくらはウェルカムなんですけど、
そのときやって来た彼が、なんていうか、
ぼくらのウェルカムを上回るような、
すごくいい笑顔をしてたんですよ。
池谷ああー。
糸井ぼくらはぼくらなりに、
大事な人が来てくれるっていうときの
緊張感がありますから、
彼がそれをぜんぶ超えちゃうような
笑顔を見せてくれたときに、
その緊張感がいい方向に弾けて、
ほんとにいい場所ができたんですよね。
池谷つまり、笑顔という事実ひとつだけで、
あっという間にファンになることができる。
糸井そう、素敵でしたねぇ、あれは。
ほんと、みんな、ファンになっちゃった。
わざとらしくなくて、ほんとうに
気持ちのいい笑顔だったんですよ。
「泣いてるときも、笑顔で」って
ジョニーは言うんです。
で、実際、「あなたもそうでしょ?」って言って
その場でニコッと微笑むんですよ。
するとね、ロジックなんかなくても、
みんなに笑顔がうつっちゃうんです。
池谷それはすごい。
糸井素敵ですよねぇ。
その、精神論ではなく、
事実としての「笑顔の力」というか。
皮肉といえば皮肉なことですけど、
たぶん、その事実としての「笑顔の力」を、
不幸な人ほど信じられなくなるんですよね。
そんなことをしてなんになるんだ、って。


本当にジョニー・ウィアーの笑顔は、キレイだから美形だから、の笑顔ではなく
心の有り様を出している、と感じさせる。演技でもそうで、それこそが「魅力」そのもの。
イトイさんは誰でも、「笑顔の力」というものがあると、帰結しているのがすばらしい。
まさしくほんと、そうなんだよな。

日曜日の撮った写真を次々と見ていくと、踊っている女の子、握手をしている子供、爆笑するおじさん…と連なるにつれて、なんだかあの場や空気が本当に楽しい時だったんだと
こっちも口元が微笑んで顔がゆるんでしまう。
事実としての「笑顔の力」が大きく波となって広がっていったのが
手にとるようにわかる。

私は、あまりにストレートな表現…「笑顔の写真は好き」「犬猫は可愛い」とか
「みつをの言葉はいい」とかw
イマドキJ−POPの歌詞とかは、実は全く好きではないのだけど
(どうも大抵のモノには、どっかそれを発する側に
うそくさいものや邪心を感じてしまっていやなのだ
たとえば、子供や家族写真にしても、「自分の子が可愛いオヤバカ」なのか「とにかく可愛い雰囲気写真が好き」なのか「子供の世界が好き」なのか「写真を撮るのが好き」なのか「こういう写真を撮っておけばカッコイイ」なのか、撮る側の意図なんてバレバレなんだよ。
そんなことないですか?)
自分が見たストレートなパワーは、ストレートに了解する。

泣いてるときも、笑顔で。
笑顔の力、身体の力を 信じよう。





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万田坑 遂げた自信に秋の空 00:57
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万田坑は、世界遺産に登録候補にもなっているという日本の石炭文化を語る象徴だ。
宇部という石炭で発展した町とはお仲間みたいな存在だ。
というのは、おこがましいか。なんせ、天下の三井の動力源、
「月が出た出た〜月が出た〜」の三池炭鉱のひとつなのだから。

HPで見たりしたイメージだとぐはああっとこう廃墟的に遺産があるようだけど、
実際の印象では、上にでている建物は思ったよりも小さかった気がする。
荒れ地のような乾いた土地に、煉瓦の建物達。
そのまわりにツユクサやススキ、エノコログサ、ブタクサなどが揺れる。
秋の遠い青空に箒で掃かれたような雲が一刻一刻変わっていく。
空はあくまでも高く風景は明るくのびのびと広がって、
建物にはネガティヴ感がなく堂々と、歴史の栄光への自信にあふれている。
湿っぽさがない。ドライだ。


炭鉱が活発に働き、たくさんの人が行き交っていた時から長くあったであろう
大きな樫の木達は
唯一ひんやりとした影と水分を持っており
静かに見守っているようだ。

発電所の中の大きな歯車が、いかにも「歯車」そのもので、
本当に無骨ながらすべての動力の原点を見るようだった。


圧巻だったのはやはり坑道の穴だったが、上手く写真に撮れない。
こいうのをとれないとなあ。
かろうじて入り口を。


そういえば、全体の分かるような写真を撮っていない。
報道をする気はないのだが、やはり「おさえるとこおさえとかないと」というのは鉄則。反省。

(後日もちょっと写真追加…の予定…)





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OMG!!!orz 01:01
 JUGEMテーマ:写真



なんてこったい…

フィルムのほとんどに赤い線や光が…。

先日の万田坑&機関庫には、朝まで迷ったあげく、一眼はデジ、コンパクトでフィルムのGR
ということで行ったのですが
途中で、何故かGRのファインダー&on/offボタンあたりがスケルトン…?!
と思ったら、板がとれていたのです。
ひぃぃぃぃ!!と慌ててサークルメンバーの木原氏に助けてもらって探して
見つけていただいたんですけど

あわててふたしても、もう隙間から光は入っちゃうんで、あうと。

デジはいわば「抑え」で、アレアレのGRsでどんなんかなあ〜と楽しみにしていたのに、がっくり。

なんとかマシなのはこれくらい。
GRsらしいキレキレ感にその上フィルムがSolarisなものだから色ノリが凄いです。
もっと煉瓦モノをとればよかったなあ。

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