Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

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Daydream Believer 09:50
Daydream Believer

私はとにかくロックにどっぷりになったのはBeatlesで、何と言ってもBeatles信者でw、とにかくン10年聴いても聴いても汲みきれない世界に驚くばかりなんだけど、
実はThe Monkeesも好きなんです。
これは全くあとづけで。なんせ以前は「アメリカでBeatlesに対抗して作られたバンド」と聞いていたので「チョットイイナア」と思いつつも一段下に見ていたんだよね。
でも、「モンキーズのテーマ」とか隠れて結構お気に入りでした。

Beatlesが「影のある素晴らしさ」ならMonkeesは「影のない凄さ」
Beatlesが「あらかじめ失われていたモノ」を感じさせるのであれば、
Monkeesは「かつてはあったのに夢のように今は消えてしまったモノ」を感じさせる。
どちらも「LOST」がキーワードなんだけど、どちらのうほうが切ないだろう?

実は日本人は、The Monkeesタイプの「LOST」にシンパシーを抱く人が多いんじゃないかと思う。センチメンタルでノスタルジックだから。

さて、今回はMonkeesのハナシではないのよ。
この歌の、名カヴァーを歌った、あのKINGの話だぜ。



ずっと夢を見て 安心してた ボクは
DaydreamBeliever そんで 彼女は Queen



ご存じ忌野清志郎の名カヴァー。
もちろん直訳ではないんだけど、ものの見事にこの曲のセンチメンタルさをすくい取ってる。
この曲を聴くだけで、完全完璧に、一点の曇りもなく「幸せだった」時期…人によっては幼少期かもしれないし、恋愛初期かもしれないけど…が蘇ってくるのだからすごい。
元歌も凄いが、いつもの清志郎節の泣き出しそうな声がまたいいんだよね。
「昔はあったのに今は手のひらにない」そのもの。



といいつつ、実は私は清志郎をイイナアと思い始めたのは、もの凄く最近、ここ1年ぐらいなんだよね。ブルーズだソウルだ、といいつつなんで日本のKING OF SOULを嫌いだったか、自分でもよくわからない事のヒトツだった。
直接的には、最初に好きになったヴォーカリストが上田正樹だったのでどちらかと言えば対極(声質とかね)の清志郎は肌に合わなかったてのもある。
でも考えてみれば、清志郎だけでなくて、実はヒロトやYO-KING(真心ブラザーズ)ストリートスライダース、そのあたりはほんとに嫌いだったんだよね。

で、この間気がついたんだけど、この人達を好きになった時期というがあって、それはこの人達が「オトナ」としての歌を歌い出してからなんだ。

今、考えるとRCとかブルーハーツとかは、確かにブルースだ。でもそれは、なんだかその辺の少年の「カワイイ」「センチメンタル」さであるのだ。男のブルースではない、少年のブルース。
真実でリアルではあるけど、私にとってはある意味貧乏ったらしく情けない姿に思えた。
日本の多くの男子には、その「カワイサ」「おセンチさ」が心の奥の襞、そっと大切にする琴線なんだろう。確かに「ピュア」であるし「守るべきもの」なんだろう。
しかし昔はね、それを振りかざすのってなんか違うな、ってきがしてたんだ。

例えば、木村が歌う憂歌団のブルーズ、ってのはそういう「少年の日の」みたいなものは少なくて「オトナの男の(女の)どす黒さ」とか「笑い飛ばしてやる凄味」みたいな印象がある。
キラキラするピュアな世界、というよりも、ディープで暗部。



今はもう、ヒロトも清志郎も若い奴らの代弁者という感じではなくて、オトナがこの世界で何を抱え何を貫いていくかをしっかりふまえている感じがしている。
オトナは、センチメンタルやノスタルジイを抱えてもいいんだよ。だってそれが「LOST」であることを直視して、身もだえするぐらい切なくてもそれを抱えて生きなきゃいけないのを知っているからさ。
それは、本当にブルーズだと思うんだよ。



清志郎の突然の闘病宣言はショックだった。
ソフトバンクホークス監督・王さんの癌公表もショックだった。
でも、2人とも、慌てず騒がず、最善を尽くしてまた戻ってくると言っている。

http://www.kiyoshiro.co.jp/

「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できればと思います。
また いつか会いましょう。夢を忘れずに!」


清志郎のこの言葉の、何と素晴らしくブルースなことか。
「夢を忘れずに!」というありふれたフレーズが、これほどまでに重みをもった文章に、私はお目にかかったことがない。

あなたの
「勇気を出せよ。オトナだろ?」
というフレーズが何よりも好きだ。
私たちはいつかまた、あなたの歌を聴くことができると信じる、Daydrem Believerだよ。





| Music | comments(12) | trackbacks(0) | posted by satosugar
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Comment








「夢を忘れずに!」

ああ,忘れないよ。
ってか,忘れてたよ。ごめん。
あんたが帰ってくるまでに思い出しとくからさ。
また戻ってきてくれよ。
絶対だよ。
posted by なべちやん | 2006/07/19 3:05 PM |
日本の多くの男子、の一人です。
いいもの読ませていただきました。
posted by foodmusic | 2006/07/19 11:37 PM |
>なべちゃん
ほんとにねえ。ボス、キングはなんというか、かけがえのない存在だなあと。私が思うぐらいだからずーっとファンの人はもう、心痛でしょうね…。でも、この言葉は本当に彼らしいし素晴らしい。
王さんの姿もほんとに背筋が伸びるすばらしさだし。世の中にくだらない人間がうようよいるなかで、本当に「人間はこうありたい」と思える立派さです。
KINGはきっと帰ってくるし、それまでの日々ですらものすごく意味のあるブルーズなんだと思う。私たちにもね。

>Foodmusicさん
そっか、日本の男子でしたかw
ん〜私はオンナノコ度数が大きいときはこの男子メンタリティってちょっと苦手だったんですよ。もちょっと男の人はオトナであってほしいなとw
今はオトナになってキャパが増えたのか、日本の男子2人の母になってるからなのか、オンナノコ度数がなくなったからか(爆)この世界がとてもよくわかるようになりました。
ほんと、日本のロックはKINGを生んだことがヒトツの誇りだと思います。
posted by sato sugar | 2006/07/20 11:45 AM |
おお私の好きな60年代サウンドの話かと思ったら、主役はキヨシローでしたかw

実はモンキーズは幼稚園のころ例のテレビシリーズを見ていて、あのテーマソングとか歌ってたんですよ。
へんなカタカナで。

だから妙な思い入れがありまして、今でも"Daydream Believer"を聴くときゅんときちゃいます。

おっと、この話の主役の忌野さんですけど、咽喉なのが心配ですが、彼のことだからケロってして復活しますよ。きっと。

でも先日の拓郎といい、だんだん我々のヒーロー世代の人がガンと戦う時期にきちゃったってことですね。
posted by the boss 2004 | 2006/07/20 10:30 PM |
>the boss 2004さん
ごめんなさいねえ。あでも、bossさんよりも詳しくないですよ〜好きだった人に偏りがあるからw
年代的には兄さん世代やほぼ同世代がばたばたと…だって、ヤックンが保険の宣伝に出てるんですから(爆
posted by sato sugar | 2006/07/21 11:41 PM |
◆え?闘病宣言?
 何の病気なの?サイト見たけど、どこに
 書いてあるのか分からなかった。
 ちょっと前のエントリーにジョンの事を
 『個人として痛みを表現出来るワン・アンド・オンリーの』
 てな事を書いたけど、実は僕にとって、
 キヨシさんは、同じように『痛み』を
 表現出来る、最大にリスペクトしてる
 "歌手"のひとりなんです。
 何の病気なんだろう?
 お祈りをしてます。
 元気になって下さい。
 お願いです。

posted by Yuji | 2006/07/22 11:00 AM |
>Yujiさん
HPのコンテンツで7月13日付の「忌野清志郎からのお知らせ」というところをクリックすると、自筆でのメッセージがアップします。

咽頭癌だと診断され、即長期入院治療にはいるとのこと。
あの希有なヴォーカリストが「咽頭癌」とは…やはりこの自筆のメッセージを見ると、なんかとんでもなく胸に迫ってきます。
posted by sato sugar | 2006/07/23 7:03 AM |
◆Satoさん、

 直筆メッセージ見ました。
 でも、きっと良くなる!
 元ザ・バンドのリヴォン・ヘルムも
 咽頭癌で放射線治療を受けているという
 話を聞いて、心配してたら、
 歌わなくなった分、ドラミングが
 調子良くなっちゃったらしくて(笑)
 元気みたい。

 キヨシさん、まだしばらく俺たちと一緒に
 この世に居てくれ!たのむぜ!
posted by Yji | 2006/07/25 4:38 AM |
RCのファン歴28年です。
そして多摩在住歴18年。
ブルーズマンとして清志郎がどうかは、ま、意見が分かれるところとして、
忘れちゃいけないことは清志郎はロックンローラーでもある、ということ。ロックはチンピラのガキのツッパリだ。その本質は。いつまでもハートがガキじゃなくちゃロックじゃないのだ。「大人」になったらロックじゃない。僕は「ガキ」であり続けることは偉大だと思う。
(ただし、僕はロッカーではないのでガキではありません。)
ところで清志郎は喉頭ガンですね。咽頭ガンではなく。
posted by ミヤビん | 2006/07/25 6:54 AM |
ところでブルーズ、で思い出した。
女優の根岸季衣が最近ブルーズシンガーになったんだって。
http://home.catv.ne.jp/pp/toshie/
posted by ミヤビん | 2006/07/25 7:00 AM |
>ミヤびんさん
どうもです〜:-)
うーん、私はキングに関してはほんとにあまり何も言えませんねえ。だから、あくまでも私の感じ、ってことでお許しくださいw
ロケンローがチンピラガキのつっぱりだというのも定義ですが、そういうロックンロールはあまり好みじゃないんですよね昔から。だとしたら、私はロックンロールは好きではないのかもしれませんねえ…。

根岸さんは、上手いし深いしハスキーだしカワイイし(これ大事!)いいかもしれませんね。ただひとつ、女優さんとかがすると「表現過多」になりがちなので、それだけが心配です。

posted by sato sugar | 2006/07/26 9:08 PM |
いやーー、キング健在w
やっぱ、ロケンローは悪ガキ哉ってのは真実やw

http://www.kiyoshiro.co.jp/fanclub/quiz.html
posted by sato sugar | 2006/07/27 8:32 PM |
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