Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

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I Got Rhythm、Let's Groove! 16:55
 JUGEMテーマ:音楽

父はかなり質実剛健で堅いタイプだったので、朝寝坊大好きでぐうたらな私に
「規則正しい生活をしなさい」と死ぬほど言って死んでしまった。
しかし、ムスメのタチはなおらず「規則正しい生活」など、もうきいただけで
うんざりしてしまうようになった。さすがにこの年になるとその重要性は痛いほどわかるのだけど、根本的なネガティヴ意識はそうそうとれない。

これを父が「リズムのある生活をしなさい」と言っていたら、私の心持ちはまたちょっと違っていたかも知れないなあ、と思う。


坂本龍一氏がNHK教育でやっていた「スコラ〜音楽の学校 ドラム&ベース編」が最終回。
4回のうち高橋ユキヒロ氏のドラムが2回、細野晴臣氏のベース講座が2回だった。
実技講座、というものではなく(おそらく)、要するにドラムとベースという「リズム隊」は
何をもっているのか、リズム隊の力とは何か?ということに尽きていたような気がする。

それも簡単に言えば「グルーヴ命」ってことです。

ソウルやファンク好きな人にとってはもう自明の理のようなこの話ですが
シンコペーションやNO(ニュー・オーリンズ)、沖縄音楽など、お二人の
嗜好・志向・試行(w)を交えながらの話はホントに面白く、引き出しのたっぷりある年功達人の話はやはり違う。
細野氏のニューオーリンズ好きは知っていたが、ユキヒロ氏のSTAX好きは恥ずかしながらしらなかった。YMOの二人がこんなに「黒い」とは世の人は知らなかったのではないかしら。

拍子(いわゆる4拍子とか3拍子とか)はつまり「規則」のことで
等間隔に音が入ってくる時にどこが頭になるかと言うことだけど
その間隔をすこーしずらすことによって、Grooveが生まれて
様々な音楽様式独特のリズムがあり、うねりや動きがあることがわかる。

…これがGrooveなんですよね〜」と本当に嬉しそうに語る坂本教授は、少年の様だった。

そしてこのYMO3人+小山田圭吾での「千のナイフ」(坂本龍一)「Hello Goodbye」(ビートルズ)「Thank You For Talkin' To Me Africa」(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)演奏は、感涙モノでした…。
他の誰のグルーヴでもなく、まさしく細野さんとユキヒロ氏のGrooveそのものでした!


小学生のワークショップでは「拍子→リズム→立ち上がるグルーヴ」に変容していく様を、上手くみせてくれていた。
参加した子供のインタビューで、一人の男の子が
「拍子とリズムは違うことがわかった。リズムは楽しむもんだと思いました」
と感想を述べたときに、思わず拍手!でした。

そうなんだよな「規則」は縦にきちっと割ること。それを繰り返すこと。
そこには「肉体」のゆらぎやゆれ、わき上がる気持ち、あそび、というものは見えない。
むしろ、それを「おさえる」のが規則なのかも知れない。

しかし、いやまてと。Grooveは、ジャストの拍子を無視しているのではない。
意識してそれを「ハズシ」ているわけで聴く方もやるほうも、ジャストを知っているわけ。
だから繰り返し、続くことができる。
シンコペーションの凄いところは、「次」への期待値があがることだ。


そんなことを考えると、
「規則正しく生きなさい」とか「規則正しく生活しなさい」というよりも
「リズムのある生活をしなさい」「リズミカルに生きなさい」というほうが
どれだけ楽しく、有意義に過ごせることだろう、と思ったのだ。
何かの準備も「シンコペーション」だと思えば、次小節の本アクションに期待がアガル。
強いとこ、弱いとこ、シンコペーション、若干のタメ、そしてジャストの大切さ。

もちろん、だからこそ、
「リズムをキープしろ。これが重要だ」(映画「SWING」より)は基本なんだろう。

父は園芸が好きだった。私は面倒くさいのとその「有機的」な感覚が大嫌いなのだけど。
いつもまめに土を作り、花壇のプランをたてて、種や苗を植え、雑草抜きをし、
丁寧に手入れをして育てていった。
それは「規則」だったのだろうか?
思うに花と自分の手入れとの間に生まれる「リズム」だったのではないだろうか。
手入れは次の成長に繋がる。
枯れるまでその楽章は続けられる。
おそらく、父も「リズム」を楽しんでいた。
きっと私にかける、いい「言葉」を知らなかっただけなのだ。



付け足しだが、これがJAZZの話だったら、swing感ということになるのかしら。
Swing のGroove感てのもすごいんだけどな。







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