Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
ハリーホソノ クラウン イヤーズ オブ 1975-1976 (DVD付) 11:35
評価:
細野晴臣
日本クラウン
¥ 6,825
(2007-02-07)
Amazonランキング: 108位
Amazonおすすめ度:
このレビューフォーマットは結構使いやすいなあ、と思ったらアマゾン川どんぶらこ第2弾はこんな見にくくて(泣 全部見せたい、ってのもわかるけど、やっぱりヤギヤスオアートワークをばっちりみせなきゃだわよ。
ヤギヤスオ、という人はボガンボス、じゃがたらのアートワークもやった人でとっても怪しい怪物である。これで、いっきに符牒があってしまった。私の好きな世界って、つまりこういうことなのよ、とw

「ノスタルジイに前進無し」というのは近田春夫御大の名言で、私の座右の銘。
ま、反論もいくらでもできるだろうし、本意、というのはまたちょっと違う言葉で補足しなきゃいけないんだろうけど、基本私はこの路線。

しかし、今回はもう、屈しました。ええ、ノスタルジイに。

鈴木茂、若い!ものすごくカメラアップ度が多い。スターだったんだよなあ。
林立夫さんかわいい!この人チャールズ清水に似てない?www
何よりもうれしいのは、大好きな佐藤博サマの動く映像がちらちらっとあることだあああ。
佐藤さんと矢野アッコのキーボードなんて、極上だよなあ。
(まあ、このメンツがすべて極上なわけだがw)
特に小坂忠さんと吉田美奈子さんとのダンシングコーラスなど…2大ソウルシンガー夢のコーラス!
もちろん、主役ハリー氏はめちゃくちゃカッコヨクテカワイイ。素敵素敵。でもこの頃、まだ30ぐらいだよ?信じられない…

このDVDの頃リアルタイムでした、なんて人はたまらんだろう。
実は私はねえ…

実は私、この頃は完全に関西圏の人間で、世の中で一番は関西R&Bだと信じて疑わなかった時代であった。東京で「日本語ロック」だの「ティンパン」だのいってるのは「け、うそくさ。なにかっこつけてんねん」と思ってました。そういう「オサレ感」全く反対派で、細野晴臣の音楽など「金持ちの道楽」的に思ってました。今でも覚えてるけど、「音楽専科」で「細野晴臣のチャンプルーミュージックはロックなのか?」という記事が4ページか6ページほどあって増渕英紀さんとかの評論家が「ま、冗談音楽でいいんじゃないの?」みたいな感じだったような。
私のきっかけはムーンライダーズの「ヌーベルヴァーグ」。衝撃的開眼をして「冗談音楽上等!」と転がっていったわけで。だからリアルタイムは「はらいそ」「KYLIN」「YMO前夜」。

だから当時は、少し後追いでしたが、ハリーのトロピカル指向はキャラクターを立てた「冗談音楽」だという理解でした。
でも、聴いた聴いた。頭でそれをどう捉えようとも、根本的なところ、やはりこの「リズム」の魔力と「匂い」に取り憑かれていた、ということなんですよね。関西R&Bがしぼんでしまった後は(ライナーにもあったけど、この匂いは関西系の人たちが根本大好きなものなんだよね)、何よりも細野さんはピカイチだった。グルだった。

それを証拠に、今これをきくと当時聴いていた「空気感」「風」「匂い」がねえ、わき上がってくるんです。ライナーにあるように、ハリー氏は「思いきり遊んだ」その心の飛んでいく様こそを、やはり知らず知らずに私は呼吸してたんだ、と思うんです。
ミナミへの憧れ、自由、楽園、恍惚、どろんどろん、トリップ…濃厚で濃密で、不可思議で蠱惑的で、意味深で偉大で、軽くておかしくて、ユーモアと悪意とリスペクト、笑いとファンク、小粋な抑制と逸脱、ここには全てがある。(だってニューオーリンズだもんw)

これをノスタルジーと呼ぶなら呼んでくれ。

そしてハリー氏は「いつまでたっても音楽はつきない。次はどこへいくことやら…」と必ず最後に言うのだ。

細野さんと久保田まこっちゃんが怪物なのは、実はこのポイントなんだと、私は思う。

最後のメリー・ゴーラウンド、これは今の細野氏のミニマムがのってる。はっきり言って私はこっちの細野氏には全く興味がないので(頭ではわかるけど、仕方ないよ、肌があわないんだもんw)折角の映像と今までのノスタルジイに、ちょっと水をさすような感じに思えた、最初は。
でもさあ、この映像の色が凄くて。昔のフィルムのマゼンタとシアンがまだらにでてきてそれでメリーゴーラウンドとヒゲのハリー氏でしょ。たまらんですよ。そこに何か昔の曲なんかいれたら、それこそ「大懐かしセンチメンタルノスタルジイ大会」なんだよねえ。
それを思うと、ああ、これで正解なんだと。
それもゆっくりレム睡眠のような夢のような映像と音楽。
これは昔のハリー氏へのタイムカプセルと、今現在とをほんとに巧みに橋渡しをしてくれているのよ。

これが細野氏の凄いトコなんだよなあ。

細野さんも、きっと「ノスタルジイに前進無し」な人だよ。だって「この次はモア・ベターよ!」なんだもんw
| Music | comments(0) | trackbacks(0) | posted by satosugar
スポンサーサイト 11:35
| - | - | - | posted by スポンサードリンク
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://chesara10101.jugem.jp/trackback/113
<< NEW | TOP | OLD>>