Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

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「今のように曇った時代こそ 他人に惑わされず、自由に個性的に、自分を信じるべきだ。」 16:25
JUGEMテーマ:スポーツ

ブラボーバンクーバー。オリンピックが終わりましたので、
本当はまだまだ、発見や思考や感想がいくらでもあるのだけど
私もいい加減自分の日常に戻らなければ。
ということで、これで一応一区切り。

閉会式の「仕切り直し」はヤラレマシタ。いいねえ!いいねえ!
ニール・ヤングの登場にじーん。
そして大自慢大会には、なんだか吉祥寺がアド街ック自慢してるみたいで憎めなかったなあ〜。
総じて、この適度にユルイこの都市と大会はとても好感度が高かった。
次回のソチは、もろ「ロシア構成主義ですか!」てなぐあいでちょっとシンドイかもw
(だから「鐘」は今度やれば良かったんだよ…真央ちゃん)



さて、最後に
ジョニー・ウィアーのインタビューと記者会見の動画でしめくくりたい。
ぜひぜひ、じっくり見ていただいて、mixiでアップされた訳を味わったいただきたい。
すべての人に。

まず、インタビュー(文字がイヤな方は右下の吹き出しをクリックすると消えます)





「昨日は感動的ですばらしい演技でしたね。ご自身でそう思うでしょう?」

監督やコーチ、家族、ファンにも素晴らしいものを感じてもらえることを嬉しく
思っています。メダルが取れなかったにせよ、素晴らしいオリンピックでした。


「金メダルはふさわしい人に与えられたと思いますか?」

滑走順が遅く、リンクの近くにいなかったため、直接演技は見ていないのですが
エヴァンよりふさわしい選手はいなかったと思います。
男子選手の中で誰よりもハードに練習をしていますし、彼は獲得した全てのタイトルに
値する選手です。もちろん、自分がとれればよかったと思いますが。

「あなたは、プルシェンコのファンですよね」

よい友で、いつも僕に力を貸してくれます。ええ大好きです。彼はすばらしい人間ですし、だからこれ以上のことは言えません(?)

「彼は、4回転がなければフィギュアはスポーツでなくてダンスになってしまう。
ショーじゃなくてスポーツであるため、フィギュアの進化にとって4回転は
必要だと言っていますが、それは銀メダリストとして妥当な発言でしょうか」

オリンピックの金メダリストの発言は尊重されなければいけません。
エヴァンもフィギュアに関して彼の意見を言うと思いますが、その意見が尊重されるべきです。だって、彼はオリンピックの金メダリストですから。
ただ、プルシェンコは採点システムについて彼の意見を述べているだけです。
全てをできる人が勝つのではなく、その日のベストの演技をした人が勝つ必要が
あるのかと。
4年に1度オリンピックを見ているだけの人には
勝つこと、自分の例でいうと6位になることがどれだけ難しいかを理解するのは
難しいかもしれません。
ただ、プルシェンコが言ってることも完全に間違っているとは思いません。
エヴァンが金をとろうが、彼が銀をとろうが考えを理解することが大切です。


「スティーブンなんとかが、あなたが銀メダルにふさわしいと言っていましたが
自分の演技についてどう思いますか?」

とても満ち足りた時間でした。
とても精神力を使い、自分の中でのいろいろな感情が去来してたので
演技が終わったあと、涙が流れていました。
全てが順調で、全てが素晴らしかった。
最後は、家族や観客、ファンに非常に強く力をもらいました。
今までとてもハードに練習し、非常に強いプレッシャーを感じていたので
終わったあとは涙が出ました。
自分の人生、キャリアの中で完璧な時間でした。


「もっといい演技をしたことがあったのでは?」

もちろん!もっといい演技もしたことがあるし、もっとダメなのもしたことがある。
ただ、自分の周りでいろいろなことがおこっていた中で、オリンピックという舞台で
あのパフォーマンスができたのは最高だと思っている。


「ジャッジが、何が好みでどこで点を抑えればいいのか知っているのだから
表彰台に登るために、もっと何かできることがあったのでは?
それとも自分のやりたい演技をするだけでよかったと思いますか?

政治的な視点から、今回僕が表彰台に登るのは難しかったと思います。
フィギュアスケートは複数の国の人間が審判をする政治的なスポーツですから。
世界チャンピオンであり、アメリカの代表選手であるエヴァンが最高な演技をしたため
同じ国の選手が二人1つの表彰台に乗るのは難しかったのでは。
それに僕はこの競技では新参者ということもあり
メダルは僕の手に入るところではなかったと思います。
だから、僕にとって重要なのは見る人を「旅」につれていき
僕の心と魂を見せ、彼らが僕の演技の一部であると感じてもらうことでした。


「楽しい旅だったわ」

よかった。

(mixi うらもちゅさん訳)




次に、記者会見です。ジャッジとマスコミの偏見発言について。



 FSから1週間経って色々考える時間が有った。
もっとやれて高得点が出せたんじゃないかと。
でも、あれ以上はなかった。
自分にとって最高の滑りを2回出来た。
4回転も無く、他選手より高難易度では無いかも知れないけど
でもどうしようもない。
最良の滑りを2回して、転んだ選手に負けたい選手は居ないだろう。
フィギュアのジャッジは毎度不可解で
それは自分にとって目新しいことではない。
人によっては納得行かなかったり、好みの問題もあるし
そういった事は自分が愛するこの競技には付き物で
面白くもあるけれど
低い点を受ける側からすると良いことではない。
バンクーバーでは力を出し切って観客を魅了する事以上は求めていなかったけど
滑った後、僕もやっぱりメダルが欲しいんだな、と我ながら気がついた。
アスリートとしてその為にここに来たのだから。
メダルがあれば五輪スピリットを楽しみながらここに居られたのだけどね・・・。


この会見で、ケベック放送局の二人のコメンテータが述べた
自分に対してのコメントについて話したい。
  (ケベック放送局の番組で、二人のコメンテーターがジョニーについて
  「セックスチェックをすべきだ」「フィギュアスケートの品位を下げた」
   「悪い見本だ」などとの発言をした)
まず、自分が男であることをハッキリさせたい。
他の子どもたちも、自分のような機会や両親や環境に恵まれていれば良いと思う。
両親は、1人の人間として自由であることを僕に教えてくれた。
そして、他人がどう思おうと自分を信じるように育ててくれた。
若い人が同様の愛情を家族から受けられることを望む。
二人のコメンテーターはそういう育て方をされなかったようだ。
性別まで疑われたが、自分はそういう時の手本になるつもりだ。
今後、50年に若い男女がこういう目にあって欲しくないのであえて表に出た。
ジョークであれ視聴率を稼ぐためであれ、生き方まで疑われることがないように
意見を発する人を支持するし、反論する人には受けて立つ。
今のように曇った時代こそ
他人に惑わされず、自由に個性的に、自分を信じるべきだ。

(mixi うらもちゅさん訳)



いろんな人が「フィギュアのジャッジは陰謀だ」とか「工作だ、不正だ」とかいう。
納得いかないのはわかるし、私もどうかと思ったが、自分で確かめようもないモノを
鵜呑みにするつもりもないし、お先棒を担ぐつもりもない。
(あやしげなものほど、科学的・実証的な姿を取ろうとするものです)
すべてのルールは状況によって改善されるもので、そうあっていけばいいだけの話ではないか。
私はアスリート気質0だし、もともと佐野稔より五十嵐文男、タラ・リビンスキーよりミシェル・クアン、の人(ジャンパーより表現者)なのでかもしれないが、
全然違う美意識と価値観、創造性が同居して、なおかつそれを融合させようという野望があるのがフィギュアスケートの凄さなのであって、
選手の誰もが自分の得意と不得意、ままならない身体と才能、
計り知れぬ情勢と力関係の中で、死にものぐるいで自分を捧げているのではないだろうか。
観る方は、その「旅」に対して何を感じるか、それはその人の「世の中の読み方」であって
実はフィギュアスケートの世界には何ら関係がない。
「フィギュアスケートはスポーツである」「だからクリアであるべきだ」という正論・べき論を振りかざせばかざすほど、それはフィギュアスケートから遠ざかるように思える。
(例えば浅田真央が演技派でキム・ヨナがジャンパーで、ジャッジがジャンプ重視主義なら「フィギュアは総合芸術スポーツなんじゃないの?!」という論をはるだろう人たちが多いのは目に見えている。こういう人たちにとって、実はフィギュアの本質など関係ないのだ)
何度も書くけど、今回の男子のバリエーションの豊富さは「アカルイミライ」だと思うし、
(プルシェンコの漢ぶりはもちろんのこと)
女子の3位、ジョアニー・ロシェットの
「真央の3Aジャンプには、それまでの悲しいことを忘れて、正直、燃えたわ」
という、このどうしようもないアスリートの業みたいなあっぱれ発言が
すべての突破口、答えだと思います。
不倒記録?採点やルールや技術が変われば、そんなものはいくらでもかわっていくものだ。
(もちろんアスリートにとって「結果」がすべてなのは承知しているが)
キム・ヨナのすばらしさは、あの得点ではなくて、「世界初の完璧なディズニーガール」であることです。これは驚異的だった。私はそれが大好きです。
先日の真央vsヨナのドキュメンタリー(NHK)で
「このジャンプを跳んだら9点もらえる、と思った」
と語った浅田真央もスゴイ。
それは「ほ〜ら、欲をかくとそういうことになるのよ」とかいう教訓的なことではなくて、
彼女が「自分の失敗を冷静に見つめ、ストーリーとして自分で昇華した」ということなのだ。

ジョニー・ウィアーの記者会見は、もう涙が出るほど素晴らしくて
オバマ氏の就任演説とタメをはれるんじゃないか?!などと思ってしまう。
彼のコメントは、正直で、人と自分の自由と尊厳を尊重し、知性とユーモアと勇気がある。
彼のその「精神」こそ、あの確信的美しさの根本なんだと。
「今のように曇った時代こそ
他人に惑わされず、自由に個性的に、自分を信じるべきだ。」
という彼の言葉は、リアルで重い。

乙女の美しさと漢の勇気と強さを…
自分の揺れも、協会への皮肉も偏見への失望も
「観る人を旅に連れて行こう、ということが重要だった」(なんて詩的な表現!)
とは割り切りつつ、
「自分もメダルが欲しかったんだ、アスリートとして参加したんだから」と
彼はしっかりと表明している。

私が理解するのは、彼や彼女たちのパフォーマンスそのものから感じるものであり、
このようなリアルな言葉です。


| TV | comments(5) | - | posted by satosugar
小林聡美の美しさ。 12:22


久世光彦さん、大好きでした。素敵でした。本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

さて今クール、久しぶりに熱心に観ているドラマが
『神はサイコロを振らない』
これはねえ、なかなかシュールで硬派、見応えアリますよ。
真っ当で、毎回グッときてほろっときて、考えさせられますよ。
感触としては、去年読んだ『となり街戦争』なども似ている。
設定がとんでもなくシュールで非日常なのですが、そこでの人間の有り様や態度、というのがもの凄く普遍的です。

この10年、私たちは何をやってきたのか?
原作ではもう少し前から…つまりオウムの事件やら阪神淡路大震災やら、大きな事件があった時代からの設定らしいですが、テレビではあえて「大して大きな事件がないこの10年」という区切りを選んだらしい。
そこで一体自分たちは何をしてきたのかと。何をしなかったのかと。
そいういった「問いかけ」が押しつけがましくなく提示されます。

そして、この設定やテーマを素晴らしく説得力を持って表現しているのが、主人公の小林聡美。
最初、このドラマのプレスを観て「なんて地味なドラマなんだ」と思いましたが、ところがどっこい。
観るたび観るたび、この「小林聡美」の美しさ、というか、魅力に引き込まれるんですよね。



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| TV | - | - | posted by satosugar
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