Sugar&Spice GUMBO趣味あまから手帳「滋味風味」
すぐそばにあるBluesやHumor、その他もろもろの雑談横丁。
このところ、フィギュアスケート関係の話が多いです。
「あまから」といいつつ、言いたい放題の辛口御免。
その上不定期。気まぐれワガママ放題の無法地帯。
どうぞ大目に見てください。

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お風呂iPad、希望。 08:40
 iPadが出ましたね。といっても、すぐに買えるような余裕もないので
「これってどうなん?そんなにいいもんなん?」と相変わらずナナメ目線です。
うーん、「うるさいこといい」のキャラでいきたいわけではないのですが
どうも、最近自分で「年のせいか?」と思うくらい「小言」がおおいかも。
マズイマズイ。

あの、指でめくったりひゅんひゅん、ってソフト立ち上げたりするのは楽しいよね。
確かに、持っててきれい。見ててきれい。
あー、いいデザインってこういうもんだ、と思ったもん、iPodで。
ただ、あれで「本読む」というのがなあ。

それほどの読書家でもないのですが、容易に「紙のテクスチャ」「判型」「文字」などの
パッケージとしての「本」て大切じゃないの?
と、前回の音楽ダウンロードと全く同じ感覚で思ってしまうわけです。

音楽よりも「消費情報」と「モノとしての本」ははっきりと2極分化するのかもしれませんね。
「モノとしての本」は弱体化するだろうけど。で、「贅沢品」になって
すっごく高くなるんだろうなあ。ファストフードとエコレストランに凄く差があるように。

ネット上でそういう「書籍」や「マンガ」を見たことも読んだこともあるけれど、
何か一つそのものとの間に膜があるみたいで(画面の中にモノがある、ッて感じ)
すこーーん、と入ってこない。これも慣れなのかなあ。

ただ、ワタシには「お風呂本」てのがありまして、湯船につかって長風呂するときに
雑誌だとか文庫本だとか読むんですよね*D(完璧な消費財だ…)
これが週刊文春だったり、通販のカタログだったりする(昔はタワレコの「bounce」が定番だった)のですが(気に入ったところはぬれないように予め切り取る)
ちょっとした文庫や新書も持ってはいるので、すごくいいときには保存版と2冊買うわけです。
(清志郎の「瀕死の廻船問屋」は私的お風呂本ベストセラーで、ハードカバー1冊と文庫本2冊あります)
これ、完全防水のiPadだったら、いいかもなあ。

あ、もしかしたら、お風呂でジョニのプログラムやインタビューやらも見られるやん。
You Tubeで昔のカワイイ姿をみるなんてかなりドキドキする(めっちゃアホ)
英語の勉強もできるやん(してないけど)。

そういうことか、そういうことね:D

最近のお風呂本は「文章読本さん江」斎藤美奈子
こーれは面白かった。ほんとはこっちの話を書こうと思っていたのに、枕ばっかり長くなってしまった。





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「条治よ 悔しかったか」 09:33
JUGEMテーマ:スポーツ
新聞が大好きです。
好きな記事・気になるネタ・買おうと思う本など、ときどきスクラップしているのですが、これが結構、何度見ても感動したりする。宝物で色あせないモノなのだ。
うちは朝日新聞だが、少し前にあったオノ・ヨーコさんのコラムもその一つ。
書き出しが

辛かった。夫に突然死なれてしまったのだ。


というのだ。もうこれだけで、どれだけこの人が凄いかわかるというモノだ。

土曜版にある「悩みのるつぼ」での車谷長吉もスゴイ。悩みをバッサリ切る、どころの話ではない。身も蓋もない極北の真実を提示することは、そのような人生をなめ尽くしてきた氏でしか語れない。説得力と迫力に満ちている。身が震えるほど小気味いい。

問:46歳の主婦です。「人の不幸は蜜の味」と言いますが、私は人一倍他人の不幸を望む気持ちが強く、悩んでいます。(中略)自分の心の調子が悪いときは、長く病気に伏している友だちに会いたくなります。友だちに会って、「自分は彼女よりは幸せ」と納得したいので す。(後略)

答:あなたの相談を読ませていただいて、まず思ったのは、この人は一生救われないな、ということでした。(中略) あなたはよいだんなにも、よい子供にも恵まれ、健康でもあるようなので何も問題ない人だと思われますが、「人の不幸は蜜の味」を味わいたい という強い欲求の持ち主だから、まず自分が不幸になって、辛い思いを舐める以外に救いの途はありません。子供が不治の病に罹るとか、夫が事故死するとか。 そうなれば、あなたははじめて普通の人間になれるのです。(中略) あなたはこれまで一度も、人生の不幸を経験(体験)されたことがないのです。人生の不幸は、病気・貧困・思想的挫折がおもな原因です。あな たがこれから先、もしまっとうな人生を歩まれるとしたら、これらの人生の不幸を乗り越えた時だと思われますが、あなたには人生の不幸を乗り越える力があり ません。愚痴死が待っているだけです。それは私には明瞭に見えています。つまり、あなたには一切の救いがないのです。(後略)


さて、最も最近、感動したのは、清水宏保のオリンピックコラムだ。(2月17日 @バンクーバー)

「条治よ 悔しかったか」

何がスゴイって、このタイトルと書き出し。
「ロケットスタート」の異名を取った彼そのままではないか。
そして丁寧かつエッジの効いたコーナーワーク。落ちないスピード。
無駄なく簡潔に氷をつかみ滑っていく。
そして最終コーナーで爆発的展開をしてみせ、オーディエンスをあっと言わせ
フィニッシュに向かって一直線。そこには「存在証明」と「愛」がある。
彼がいかに、クレバーで繊細で熱く、また哲学を持つ人間か、が
まさに「彼にしか書けない内容」と「言葉」ともに「文体」にもしっかりと現れている。
文体というのは、書き手の思考能力でありキャパシティであり哲学であり人間そのものだと
つくづくと思い知らされた、名文です。
あまりに好きすぎるので、引用させてもらおう。

「条治よ 悔しかったか」

条治(加藤)よ、悔しさがだんだんこみ上げてくる銅メダルではなかったか。

 僕も同じ色のメダルを持っている。長野五輪の男子1000メートル。500メートル金メダルの勢いで取らせてもらった。正直、まぐれの要素もあり、うれ しいメダルだった。

 一般的に「銀メダルは悔しいメダル、銅メダルはほっとするメダル」と言われる。つまり、銀メダルには金に届かなかった悔いが残り、銅メダルは表彰台に上 がれたという財産が残るという意味合いだ。

 条治、君は違っただろう。金メダルが狙えたレースだった。結果として、銅メダル。さらに、銀メダルは同じチームの長島圭一郎に逆転を許し、さらわれた。 レース直後の苦しそうな表情は、滑り終えた後の疲れだけではなかったはずだ。

 頂点に立てなかった原因ははっきりしている。2回目の滑りだ。第1コーナーの出口でバランスをくずし、最後の直線はスタミナ切れから失速した。1回目と 同じレースを2回目でもしていれば、表彰台の頂点を十分狙えたのだ。これは、たまたま起こったことではない。1回滑るだけなら、君は本当に強い。しかし、 2回そろえることが普段からの課題だった。

 僕は君に言われたことがある。「清水さん、あんなにつらいトレーニングをやらなきゃいけないなら、僕スケートやめます。楽して金メダル取りたいです ね」。僕の練習のドキュメンタリーを見ての感想だった。僕は心肺機能を高めるために失神寸前まで自分を追い込むトレーニングをしてきた。それに対しての反 応だった。腹もたたなかった。失礼だとも思わなかった。ある意味で、君は天才だから。コーナリングは僕が教えを請うほどの能力を持っていた。

 今回、ズバリ何が足りなかったのか。1000メートルの練習だ。君は500メートルに特化し、1000メートルを捨てた。しかし、500メートルを1日 2回滑る今の五輪では1000メートルの練習が不可欠なのだ。

 銅メダルで満足していないはずの君だから、言う。4年後金メダルを手にするには練習方法の変更が必要だ。栄光のメダリストに対して、あえて厳しく書いた ことを許してほしい。(長野五輪金メダリスト・清水宏保)


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「RIKUO&PIANO」リクオ 13:32

JUGEMテーマ:音楽
今年1発目の音盤は新譜だ!

RIKUO&PIANO リクオ



この美しいジャケ写真。すばらしいですねえ。
関西出身のシンガーソングライター、リクオがピアノ1台で歌うカヴァー集。
曲目はこういった感じ。
まったくもって、私の好み。愛聴歌ばかりだ。

 1. ホーボーへ(おおはた雄一)
 2. 魚ごっこ(ボ・ガンボス)
 3. アフリカの月(西岡恭蔵)
 4. サヨナラCOLOR(  SUPER BUTTER DOGS)
 5. スローなブギにしてくれ(南佳孝)
 6. 時の過ぎゆくままに(沢田研二
 7. キャンディー(原田真二)
 8. 氷の世界(井上陽水)
 9. 機関車(小坂忠)
 10. やさしさに包まれたなら(荒井由美)
 11. 道草節(ソウル・フラワー・ユニオン)
 12. 胸が痛いよ(リクオ&忌野清志郎)

ちなみに弾き語り勝負は「HEAVEN'S BLUE」からの10年ぶりか。
バンドとかユニットとかコラボとかいろいろあるし、なんとピアノマン5人が5台で弾きまくるという
「クレイジーフィンガーズ」という企画もあるのだけど、
やはり「弾き語り1本勝負」が本領発揮だと思う。

「HEAVEN'S BLUE」というアルバムは私の「宝」であり
いくつかある「出発点」のうちのひとつなので、どうしてもそこから比較してしまう。
10年。なんて、ゆったりと大きくなったんだろう、という印象。
もっと前の「胸が痛いよ」を考えると、それ以上に時の流れを感じる。
いらいらしたりとんがったり、頭がグルグルして形而上的だったり、そうかといったら暴走したり、とてもアンビバレントでレアなピアノマンだったのだけど
ここまで洗練されコントロールできてきたのだな…。大人の歌語りの人だ。
ピアノの広がりは素晴らしい。今までで一番じゃないかしら。
歌は丸く柔らかい。その分、振れ幅は薄くなったかも知れない。

どれも「ナルホド」という選曲なんだけど、さすが10年前からやっている(そして何度もレコーディングされているが)
「氷の世界」や「機関車」は堂々たるモノ。
一番のサプライズは「時の過ぎゆくままに」かな。沢田研二は「耽美」だったけどもう少し
「せつない」方向に針が振れている感じだ。
そういうちょっとしたテイストの違いはあるモノの、ほぼどれもオリジナルの世界観を大切に、&リクオ視点で、という歌い方。
出色は「さよならCOLOR」。大好きだといってたっけ。
ピアノも歌詞も全く自分の歌みたいだ。
違和感があったのは「スローなブギにしてくれ」くらい。これはやはりあの
6連ロッカバラードでないとなあ。残念。
「ホーボーへ」ははまってる。ざらっとしてないところがそれも良し。(オリジナルも聴きたくなってしまうほどいい曲だ)
反対に「道草節」はやはり中川のようながさっと感が欲しい。
そして「胸が痛いよ」はやはり、BOSSの声を後ろに聴いてしまう。

リクオの声や滑舌のはっきりした歌い方は、今時とても貴重で、言葉がいかに重要か、ということを感じさせてくれる。




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